【借金の記録 三十二日目 大切な友、裏切る私】

こんばんは。かばです。

 

借金の記録です。

 

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【借金の記録 三十一日目 震え】 | 残りの借金5,200,000円 (korekarahappy8.com)

 

再び窮地に陥った。

 

借りるアテは、もうない。

 

消費者金融への返済、親戚への返済・・・

 

ざっと計算して、月に5万円。

 

当時の自身の小遣いは3万円。

 

 

 

足りない。どう足掻いても足りない。

 

無謀にもその他銀行カードローンや、比較的審査が緩いとされている街金にも借入を申し込む。

 

しかしながら画面を覆いつくすのは、

 

「見送り」

 

「見送り」

 

 

あまりにも断られるため、携帯を投げつけ発狂したこともあった。

 

 

行き詰った。

 

 

「もう死んだら楽になれるかな」

 

 

こんなことが頭の中を何度も何度もよぎる。

 

ただ、借金の金額がその当時合計で400万弱となったことから、この状況下で死んだらその借金はどうなる?

 

今考えれば、もちろん相続放棄ということができるのかもしれないが、その当時はまだ自分自身でケツを拭かないといけない、という考えが頭を支配していた。

 

 

世間ではGW。

 

「どこにいく?」

 

妻からの質問に、

 

「人多いしコロナがまん延してるねんから家でゲームしよ」

 

「そやな、そんなとこで感染してしまったら元も子もないもんなー」

 

GWはひたすらゲームに没頭し、現実逃避した。

 

一緒にゲームをしていた時、どんなに幸せだったか。

 

普通の幸せを手に入れたいのに、待っているのは延々と続く地獄への道。

 

 

借金の返済が厳しくなったGW明け。

 

ついに使ってはいけないカードを切ってしまう。

 

私は、長い付き合いの友人に電話をかけた。

 

中学校からの付き合いだ。

 

いつもバカ騒ぎし、頼りになる友人。

 

 

「今いい?ちょっと話したいことがあって」

 

「ええよ、どうしたん??」

 

 

「家の事情で少しまとまったお金が必要になって、少しだけ手持ちが足らんねん。申し訳ないけども20万貸してほしい。」

 

「夏のボーナスが入ったら返すから頼む。」

 

 

友人からすぐに回答が返ってきた。

 

 

「お前にやったら信用して貸す。返すのはボーナスの時と言わずにいつでもええよ。」

 

「大変やな、お前もしんどいやろけども気を確かにもてよ。なんなり言うてくれ」

 

涙が溢れた。

 

大切な友人に、こんな気を遣わせてしまった。

 

もう普段通りに接することができなくなるかもしれない。

 

 

私はバカだ。なんてバカなんだ。

 

 

そうして友人から20万を借りることができた。

 

 

返済分を抜くと、残り10万ほど。

 

 

「競馬しかない」

 

 

あっという間にそのお金はなくなった。

 

もう歯止めが利かなかった。

 

 

「すまん、ほんまはもう少しだけ必要やったけど、金額が金額なだけに言えだせへんかってん、あと30万必要や、すまんけど工面してくれへんか」

 

友人は快く貸してくれた。

 

「お前が病むなよ」

 

心配までしてくれる、素晴らしい友人。

 

 

しかしながら、返済額だけ残しながら、全て競馬に消えていった。

 

この時、2020年5月。

 

 

破滅まで、残り二か月。

 

 

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