【借金の記録 二十七日目 猶予】

こんにちは。かばです。

 

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【借金の記録 二十六日目】勝負の日

 

AM 7:30。

 

スポーツ新聞が置いてある喫茶店。

 

モーニングを注文し、今日の出走馬を眺める。

 

前日にある程度目星をたてていたが、スポーツ紙の印も気になる。

 

トーストを頬張り、温かいコーヒーを喉の奥に流し込む。

 

ホットコーヒーが、頭を冴えさせてくれる。

 

隣には、今日の予定を確かめ合うカップル。

 

きっと素敵な一日になるんだろう。

途中でケンカをするかもしれないけど、一日楽しかったという結論に落ち着くんだろうなと傍目からそう感じた。

 

私はどうだ。

 

朝イチから競馬欄を必死の形相で眺めている。

 

 

 

負けるわけにはいかない。

ここには絶対に手を付けてはいけないお金がある。

 

 

これがなくなったらどうする?

 

 

車はどうやって購入するんだ?

 

 

 

そんなこと、重度のギャンブル依存症には考えが及ばないことだった。

 

 

 

AM 945

 

ウインズに到着し、1Rのパドックを眺める。

 

狙いの馬が1Rに出走する。

 

3歳未勝利。

 

複勝でおそらく2倍はつくだろうという馬。

 

 

オッズの動向を確認しながら、2倍つくことを確認し、10万円分複勝を購入した。

 

 

レースがスタートし、中断に構える。

 

3コーナー付近から、進出を開始し、直線は先頭を走る馬とのたたき合い。

 

2着入線。

 

 

10万円が22万円になった。

 

一回目の大勝負に勝った。

 

 

この勝ち額12万円を元手に、再び10万円チャレンジを続けていれば、なにか変わっていただろうか。

 

 

いや、きっと未来は破滅だ。

 

 

ここからお昼の最終レースまで負け続けた。

 

 

そして再び使ってはいけないお金に手を出す。

 

 

中山4R。よく覚えている。

 

 

障害レースで、全く眼中にもなかったレース。

 

 

自分の本能の赴くままに、賭け続ける。

 

 

このレースまでに勝ち額を綺麗に失っていた私は、8人気の馬に賭けた。

 

 

ロスカボスという、一時クラシック候補と騒がれた馬。

 

 

その時の記憶があり、近走の成績など関係なしに5万円分購入した。

 

 

 

心臓が高鳴る。

 

 

ゲートが開く。ロスカボスは後方からレースを進める。

 

 

この時点で嫌な予感がする。

 

 

私の考えでは、いや競馬をされる方の多くはこの考えだと思うが、後方からレースを進めるよりも前々で進める方が安心できる。

 

 

後方だと、前の馬の動き一つで致命的な不利を受けてしまう可能性があるからだ。

 

 

しかも障害のレースは、実力のある・ないがはっきりするので、実力のない馬は後方から進めることが多い。

 

 

心音が鳴りやまない。

 

 

 

頼む、頼む、頼む。

 

 

 

 

これ以上お金を失いたくない。

 

 

最終コーナー。

 

 

ロスカボスは3番手を進んでいた。

 

最後の直線で、後ろからは何も来ない。

 

 

3着でゴール。

 

5万円が18万ほどになった。

 

 

「よっしゃー!!」

 

 

そのウインズに響く私の絶叫。

 

 

意気揚々とお昼休憩に向かい、午後からの展開を考える。

 

 

このまま終わり、10万円で複勝をコツコツいくか。

 

 

それとも10万円を際限なく増やすか。

 

 

答えは一つしかなかった。

 

 

午後からもウインズに入り浸っていた。

 

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