【借金の記録 二十八日目 真っ暗】

こんにちは。かばです。

 

借金の記録書いていきます。

 

 

↓前回の記録はこちら

【借金の記録 二十七日目 猶予】

当然、午前中でプラスになった13万を運用し、増やすことに執着する。

 

悪手であることははたからみても明らかである。

 

午前中に積み上げた金額は、あっという間に消え去った。

 

そして再び、使ってはいけないお金に手を出した。

 

10万、20万、30万。

 

 

これまでギリギリで踏みとどまっていたものが、一気に崩壊する。

 

 

残り20万となり、冷静な判断はもはや不可能だった。

 

 

最後の大勝負に挑む。

 

中山11R。G2アメリカジョッキークラブカップ。

 

 

このレースは朝の段階で勝負したい馬を絞っていた。

 

O・マーフィー騎手騎乗のラストドラフト。

https://spaia-keiba.com/news/detail/7293より引用

横山典弘騎手騎乗のミッキースワロー。

https://news.goo.ne.jp/picture/sports/netkeiba-126378.htmlより引用

この二頭は間違いなく来ると信じていた。

 

あとは買い方だけ。

 

馬連でも自信はあったが、万全を期してワイドで勝負することにした。

 

 

大丈夫、大丈夫。長かったけど、これで今日は終わり。

 

これで当たれば10万以上は勝てる。

 

よかった、助かった。最後の最後がこのレースでよかったと、心底ホッとした。

 

周りが楽しく予想している中、人生を賭けた大勝負を控える。

 

ゲートが開く。

 

ミッキースワローは中団から、ラストドラフトはその後ろからレースを進める。

 

両馬手ごたえは文句なし。

 

後はこの荒れた馬場の外側から豪快に差し切るだけ。

 

 

「おっとマイネルフロストがズルズル後退。故障発生か!」

 

その煽りを、両馬が受けた。

 

 

そのハプニングの合間に、前でレースを進めていたブラストワンピースとステイフーリッシュが粘りこみを図る。

 

外に膨れたミッキースワローとラストドラフトが懸命に追い込む。

 

ラストドラフト3着入線。

 

 

 

 

ミッキースワローは?

 

 

 

 

 

ラストドラフトに僅か及ばず4着。

 

 

 

賭けてはいけない、絶対に使ってはいけない70万が、無くなった。

 

 

 

 

 

 

帰りの電車のホーム。

 

 

 

寒風がホームを吹き抜ける中、私は表情を失っていた。

 

 

いつ飛び込もうか。

 

 

妻になにか言い残すべきかな。

 

 

そのうち目から止めどなく涙が溢れる。

 

 

私は生きているだけで家族に迷惑を掛ける。

 

日曜日、買い物を楽しんだり、友達と遊んだり、これから帰宅の途に就く人も大勢いる。

 

そんな関係ない人たちにも迷惑かかるな。

 

 

でもしょうがない。死ぬしかないねんから。

 

 

意を決して飛び込もうとしたとき、年配の女性から声を掛けられた。

 

 

「あんた大丈夫?死にそうな顔してるで!どこまで帰んの?」

 

帰り道を伝えると、

 

「ほな近くやから付き添うわ。あんたまだ若いねんからもったいないことしたらあかん。」

 

見知らぬ女性と電車に乗り、無事に帰宅することができた。

 

死ぬ機会を失った。

 

 

迷惑を掛け続けるのに。

 

 

 

 

今ではこの女性に感謝しています。

あの時衝動的に飛び込み、亡くなってしまっていたら、妻や両親をもっと悲しませていたかもしれない。

今は贖罪の気持ちでいっぱいです。そんな気持ちを抱えながら毎日を必死に生きています。

 

 

死んでしまったら、その後の挽回はできない。

生き続け、歩き続けることで返済に向かえる。

 

 

借金の記録、これからも暗く辛い描写がたくさん出てくると思いますが、是非ともギャンブル依存症に苦しまれている方々に目を通していただければ幸いです。

 

 

こんな辛い思いをして、せっかくの人生台無しにしないでほしい。

 

 

ギャンブルは勝てない。

目先のお金を求め、将来的に困窮する借金を背負いますか?

 

 

 皆様の「ポチっとする5秒」を私に下さい。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

借金記録の最新記事8件