【借金の記録 二十二日目】打つ手なし

こんにちは。かばです。

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【借金の記録 二十一日目】魔の手

平日のお昼休憩。

私はあるカードローン会社に電話した。

三井住友銀行カードローン。

これから長いお付き合いとなる

氏名、住所、年収情報、会社情報等を入力する。

三井住友銀行から電話が掛かってくる。

内容の確認だ。

丁重な対応。落ち着いた声。

借りることに対して罪悪感がなくなる気持ちになる。

安心して借りていいんだよ。

そんな風に感じ取った。

そこからはあっという間だった。

あれよあれよとお金がなくなっていく。

使った過程は、覚えていない。

全部、細々と賭け、そして負けた。

気づけばプロミスの画面を開いていた。

申し込み完了の文字。

在籍確認が終わり、携帯の画面には、50万の残高が記されていた。

大勝負するまでなく、全て負けた。

借りた当初は、「50万全部二倍の馬に賭けて当たればチャラだ!」

と意気込むものの、レース開始前に臆病となり、賭け額が5万、3万と小さくなる。

そして全く根拠のないオッズが高い馬を買い、塵となる。

積みあがる、借金。

同時に、会社では以前私が退職届を出し、正式に告示までされたにも関わらずに無理やりなかったことに対する一連の流れが会社内で問題となり、最終的に退職せざるを得ない流れとなった。

※ここ一連の流れは本当にいろいろありすぎて端折っています。

借金は120万を超えた。

今度こそ終わりだ。

借金を抱え、無職の夫。

当時の日記を読み返すと、悲壮な言葉が並んでいる。

無職が確定してからも、競馬を続けた。

まるで雲を掴むがごとく、あり得ない賭け方を続けた。

正直、この時期はどの馬に賭けていたか、覚えていない。

毎回レースを見ながら発狂していたと思う。

頭がおかしくなりそうだった。いや、おかしかった。

唯一覚えているのは、夏の北海道開催の札幌日刊スポーツ杯。

このレース、C,ルメール騎乗の馬に複勝20万を賭け、負けた。

最終コーナーまで内内を回り、最後の直線では余裕たっぷり。

しかしそこから前の馬郡が開かずに、身動きできず、4着だった。

当時家電量販店でその中継を見ていた私は、大いに荒れた。

駆け寄ってきた店員さんに対して、とんでもない悪態をつき、あわや警察を呼ばれる寸前のことをしていたと思う。

また、、、、とんでもない額の借金を背負った。

頼るところは一つしかなかった。

私は、じりじりと照り付ける日差しが厳しい中、実家に向けて車を走らせた。

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